アスコンライト
袋詰特殊合材
アスコンライトは舗設時にバーナーなどで表面を加熱し冷却するという工法で、袋詰め合材でありながら、加熱合材に肩を並べる高い強度とすばやい硬化を実現した、表面過熱式特殊合材です。
特徴
- 速やかな道路解放を実現
- 敷き均し転圧後、短時間表層加熱し冷却すると直ちに硬化しますので、速やかな道路解放が可能です。アスコンライトならすばやい硬化で、歩道部分でもハイヒールや自転車のスタンドも心配いりません。
- 抜群の安定性
- 硬化後の強度は、加熱合材並みの強度を発揮します。ですから、仮復旧はもちろん重交通にも耐える復旧が可能です。
- 袋詰めなので経済的です
- 設備工事での小口復旧では、加熱合材を使った復旧はプラントまでとりに行く手間もかかり余分な合材を産業廃棄物として処理しなければならないなど不経済になりがちです。アスコンライトは30㎏のポリ袋詰めなので必要量だけ準備すればよく、大変経済的です。
- 高い保存性
- 特殊な材料を使用して改良した常温合材ですが、従来の常温(ターミックス)同様3ヶ月以上問題なく保存できます。
施工手順
1.敷き均し 施工面の泥や埃を掃き出すか水で洗い流します。従来路面より少し高めに余盛りして、平らに敷き均します。 |
2.転圧及び締固め プレートや欄間ーを使い2〜3回転圧し締固めます。表層厚さは1cmの薄層から5cm以上の幅広い施工が可能です。 |
3.表層の加熱処理 プロパンバーナー等を使用して、1㎡当たり1〜3分程度の時間をかけて丁寧に加熱します。加熱が進むと表面の色が濃く変わっていきます。また、施工厚さが厚い場合は全体に熱を通すために遠火でじっくり加熱すると良い結果が得られます。 |
4.冷却後交通開放 加熱終了後、自然放冷するか(20分以内で可)急ぐ場合は散水冷却(5分以内で可)しますと硬化しますので、交通開放可能になります。 |