ドライアスモル
表層加熱式袋詰アスファルトモルタル
ドライ・アスモルは、バーナーで短時間あぶるだけで本格的なアスモルの美しい仕上げを実現できる、袋詰めタイプの舗装補修材です。
わずかな段差の修正やクラック補修、すり付けなどは、加熱合材では割高。常温合材では目が粗かったり、強度が足らなかったり。また、セメントモルタルや現場混合式のアスファルトペーストでの補修では手間がかかり、道路解放できるまでにも長時間の養生が必要でした。こうした不満を一気に解消し道路保全のプロのニーズに応える舗装補修材が、この「ドライ・アスモル」です。
特徴
- 施工手順は材料をスコップやコテ等で敷き均し、ガスバーナーなどで加熱し、仕上げの転圧を行い、散水して急冷します。
- 施工後、散水急冷すると直ちに強度を発現するので、即時、交通解放することができます。
- 粒度が細かいため(2.5mmアンダー)、すりつけも決まり、表面も均一に美しく仕上がります。
- プラント練りのアスモルを扱うよりも扱いやすく経済的です。
- 現場で混合したり、二液を混ぜたりするような手間が要りません。
- 加熱するまで硬化しないので、必要量ずつ使用でき、長期保存が可能です。
- チャックが付いた小袋(5㎏入)に入っているので、材料を無駄にすることもなく、持ち運びも便利です。
- スコップやネコの上で加熱しペースト状にして、コテ等で施工することで細かい仕上げも可能です。
施工方法1
1.きれいに掃除する | 2.バーナーであぶり溶かす | 3.深いところに詰めて均す |
4.全体にしき並べレベルをとる | 5.バーナーであぶる | 6.プレートでたたく |
7.仕上がり | 8.水をかけ冷ます |
用途
- 一般道路舗装面の凸凹部の補修
- クラックの補修
- パッチング材としての使用
- 微妙な段差解消の補修
- 補修後の表面仕上げ
- 道路などの滑り止めとしての使用