FAQ よくあるご質問

みなさまからよく寄せられるお問い合わせをご紹介し、その質問、疑問にお答えいたします。

商品に関して

スミレイ

従来の太くて重いオイルフェンスの方が、細くて軽いスミレイオイルフェンスより拡散防止の効果があるように思うのですが?

オイルフェンスから油が漏洩するのは、フェンス前面での波により油が風船玉状態にちぎれてフェンスの下をくぐる現象(これをentrainment現象といいます。)とフェンス前面にたまった油がフェンスの下をくぐる現象(これをdrainage現象といいます。)により発生します。
河川で流出する油は軽油などの低比重低粘度油がほどんどで低粘度油がオイルフェンスから漏洩するのは上記のentrainment現象によるものです。entrainment現象による漏洩はオイルフェンスの喫水(水面下の深さ)の大きさに関係なく発生します。喫水の大きさに関係がありませんので、太くて重いオイルフェンスと細くて軽いオイルフェンスも同等となります。
海洋で流出する重油などの高比重高粘度油はdrainage現象により漏洩します。この場合は太くて重いオイルフェンスの方が効果があります。
なお、河川の場合は太いフェンスを1本使用するより、細いフェンスを2~3列に使用すると効果が増します

スミレイはなぜ河川向きの油吸着材なのですか?

これは河川に流出した油の性質と吸着材の相性に関することです。
スミレイの吸着孔径は他の吸着材の吸着孔径の1/1000~1/10000であって、極端に小さく、それに反比例して550から1000倍の吸着力をもちます。
河川に流出することの多い、比重が小さく低粘度の軟らかい油は、水面で虹色の薄い油膜となります。この油膜の厚みは1/10000~1/100000mmと言われております。
しかも河川の水は飲料水、工業用水、農業用水になるため、微量の油でも取り除かれなくてはなりません。これほど薄い油膜を吸着できるのは吸着孔径が小さく吸着力の強いスミレイだけです。スミレイは低粘度油に向いているのです。
それに対して、海で流出する事の多い、比重が大きく高粘度の硬い油(原油、C重油)は、吸着材の孔径が小さすぎると中まで吸い込まれません。高粘度の油はスミレイには向かないのです。
そういうわけで、一般的にはスミレイは河川向きだと言えるのですが、海上であっても低粘度油が流れ出した場合は、やはりスミレイの出番だと言えます。

油吸着後のスミレイ製品はどのように処理すればよいのですか?

産業廃棄物として焼却してください。
ただし、少量の場合は家庭ごみ扱いで市区町村の清掃センター(ごみ焼却場)で引き取ってくれる所もありますので在住の役場に問い合わせてください。

スミレイ活性炭は毒はありませんか?

スミレイは皆様が飲んでいる缶コーヒーの抽出残渣を水蒸気賦活したものですので、全く安全です。

スミレイは本当に水は吸着しないのですか?

水につけてしばらくすると沈む粒子もほんの少々はあります。しかしフェンスやマットの形にすれば2~3ヶ月は水に浮かびます。油流出事故において、フェンスやマットを水面に長期間(3日から7日程度)そのまま取り替えずに設置し続けておくことは確実な回収のために必要不可欠と思われますが、一ヶ月以上も置いておくことは通常ないと思われるので「水に沈まない」と言って問題ないと思います。
また、一旦、油を吸着したスミレイマットが、オイルトラップの中で1年以上浮かんでいたという実績もあります。

発送に関して

商品は全国どこでも発送してもらえますか?

一部地域を除く全国発送可能です。エリアにつきましては、お問い合わせください。

PRODUCTS

CONTACT

カタログ請求、商品情報などお気軽にお問い合わせください。
TEL 024-937-0770
TOP